Move

自分サイトでは手狭になってきたのでブログの引っ越し。ここからのブログは https://keukmi.wordpress.com/ へ。

Humans of New York

「人生で一番影響を受けた人は?」
「校長先生。ミズ・ロペス」
「どんなふうに影響をうけたの?」
「問題を起こしたとき、停学にしなかった。僕たちを校長室に呼び出して、僕たちを囲む社会がどんなふうにできていているかを話し聞かせてくれた。そして、学校から落ちこぼれてしまう人が増えるたびに、刑務所に新しい独房が用意されるんだって。校長先生は一度、生徒全員を1人ずつ起立させて、僕たち一人ひとりが大事な存在なんだって話してくれた」

貿易会社を首になったあと、ブランドン・スタントンさんはブログとフェイスブックHumans of New Yorkをはじめた。街中でであった人の写真を撮り短いコメントをつけて紹介する。市内で最も犯罪率の高い地域の一つ、ブルックリンのブラウンズビルで出会った中学生、ビダールくんの写真をとり、上のコメントと一緒に乗せたところ、数十万の「いいね」を集めた。

校長先生に会ってみたくなったスタントンさんは中学校を訪ねた。話を聞き、この学校になにか貢献したいと、インターネットで募金集めを呼びかけた。ロペス校長が、ほとんどニューヨークをでたことのない生徒たちをハーバード大学に連れていき、ここに自分は繋がっているんだと実感させたいと言ったことが響いた。

1月26日からはじめた募金は、わずか三日間で目標額の10万ドルを大幅にうわまわり、100万ドル(約1億2000万)に達した。厳しい条件で運営する学校は、これで毎年学生をハーバード大学まで連れていく学外実習を、このさき25年にわたって実施することができるだけじゃなく、サマースクールも生徒の負担なしで行える(これは大変なことなんだよ、ほんと)

寄付サイトをのぞいてみると、10ドル、5ドルと寄付一口の額は少額だけど、およそ4万人が寄付をしていた。私も25ドル寄付をした。ビダール君の笑顔と、校長先生の話は十分に価値がある。

 Humans of New York

http://www.humansofnewyork.com/

https://www.facebook.com/humansofnewyork

Alternative energy Vs Old energy money

2015年は、旧エネルギーの投資者、企業、ロビーと、新しい代替エネルギーの戦いがいっそう熾烈になる予想。

ALTERNETの今日のニュースから。

Kochs and Walmart Clan Wage Dirty War to Stop You From Putting Solar Panels on Your Home

これによると、いまアメリカでは、3分に一つのソーラーパネルが設置されているくらいに、急速に代替エネルギーで自宅のエネルギーを賄おうとする一種のブームがあって、そうなれば困ることになる石油資本のコーク・ブラザーズと、ウォールマートの大株主、それとエネルギー企業がロビー団体を通して政治家に働きかけ、ソーラーパネルを設置する家にペナルティーを課金する法をつくろうとしているらしい。

ロビー団体は米国立法交流評議会American Legislative Exchange Council=ALEC)。この団体は以前にも有権者ID法といって、選挙で投票する際に身分証明として出生証明書をださないといけないように立法したり(日本の区役所でもらうみたいに簡単にはいかない)、環境規制を後退させたり、まあ、いろいろいろいろとやってきてる団体なんですが、超お金持ちのコークブラザーズが出資してる「非営利」団体なんです。

一方で、ウォールマートの大株主のウォルトン・ファミリーは、自分たちがビジネスとしてソーラーパワーの電気を売電するために、個人で自分の住宅にソーラーパワーを設置しようとする人を退けたいために、議会に働きかけて、たとえばアリゾナ州ではソーラーパネルを設置するとサーチャージで月100ドルを支払わないといけないと義務づける法律をつくることに成功しています。月100ドルも払わないといけないんだったら、誰も設置したくなくなります。いま、それは反対する議会議員のプッシュバックのおかげで、月5ドルになっているらしい。

ALECはオハイオ州で成功を収めていて、どんな成功かというと、2008年の基準では10年をかけて州全体のエネルギーの四分の一を代替エネルギーに変えようとしていたのだけど、州議会議員の委員会がそれにまったをかけて、2年間は凍結すると決めた。

個人の家の屋根にソーラーを設置しているのは、全家屋0.23%にすぎないのだけど、なんでそんなにやっきになって止めさせようとするかというと、やっぱりそれがすぐに彼らにとっては大きな脅威になりえるからなんだよ。ソーラーパネルで生成した電気は、それが余ると電気会社に売電できるので、塵も積もれば山となるというわけなのかもしれない、とこの記事は分析している。

脅威はそれだけじゃなくて、将来、もっと優秀なバッテリーが発明されたり、マイクロタービンができて、各家屋が電気会社の供給ラインを必要としなくなる時が来るかもしれない。エジソン・インスティチュートは2013年には「忠告」をだしてこういってる。「10年前に、電話利用者が電線を必要しなくなる時代が来るなんて誰が予想しただろう?」

現に、大手のソーラーパネルレンタル会社のSolar City は高性能のバッテリーバックアップシステムがもっとソーラーパネルの利用者を増やすというマーケティングを行って、電気自動車で注目を集めているテスラ・モータースとバッテリーの開発を進めているらしい。

代替エネルギーの将来は予測することが難しいけれど、日本でも自家発電だけで生活しようと実践している人も出てきたり、アメリカでもソーラーパネルの設置数が目を見張るほど増えてきたりしているのをみると、自家発電で自分が使うエネルギーをまかなうことができるのはそんな遠い将来じゃないような気がする。 完全に、自家農園で自給自足できるよりは確かだとおもうよ。

★その他のサイト

Walton Family Undermining Rooftop Solar, ILSR Report Finds

東電が我が家にやってきた(汗)

 

Youssou Ndour at BAM

ユッスー・ンドゥールのコンサート、BAMでみてきた。彼の曲をはじめて聞いたのは80年代だったとおもう。まだ、フェラもサリフ・ケイタも知らなかったころ、私にとっては最初のアフリカンミュージックだった。

コンサートはドラムやパーカッションのキレのあるリズムと、ンドゥールの甲高い声と、どこからどうやって足や手が動いているのかわかんないアフリカンダンスとで、あっという間の2時間だった。終盤になるとだんだん盛り上がってきて、前のほうの列に座っていた、青いプリントの布のドレスとヘッドスカーフというのか、頭に巻いてるアレ、を着た女性が二人のうちの1人が、突然舞台までかけつけて、お金を一枚、また一枚と投げ出した。

そう、あれです。演歌や地方の芝居でよくみる「おひねり」。アフリカの舞台でもおひねりが飛ぶんやー、と妙なところに感心してたら、後に続いた男の人もまたお札を投げている。ユッスー・ンドゥールってひょっとしたら、セネガルでは演歌的な位置づけなのかもしれない。

この「おひねり」文化って面白い。舞台に向かってお札を投げるというのはどういう経路をたどってきたんだろう。だれか、そうしないといけないと決めたわけではないものね。名演技に対してお金を投げるというのはいわばチップみたいなもの。考えてみると、相撲でも勝った力士の背中にお金を貼り付ける、歌舞伎の名場面でお金をいれた紙を投げる、とあるし、「お金を投げる」という事だけ考えると神社やお寺での賽銭もあるし、韓国の霊媒でも前掛けのなかにお金を入れろってのがある。投げる形は少々の違いがあって、日本では紙につつんで投げるから「おひねり」だけど、昨日のコンサートでは一枚一枚、ティッシュ―をとりだすみたいに投げてたなぁ。

音楽のコンサートでおひねりをみることはさすがにもうあまりないのだけど、アフリカではまだ根強く残っているのだろうか。来週、18日はサリフ・ケイタをSOBにみにいくので、それも観察してみようっと。

Settlement of Central Park 5

26th, Thursday, NY attorney office approved  a settlement of ‘central park 5′ case, five men whose convictions were overturned in the brutal 1989 beating and rape of a female jogger in Central Park.

セントラルパーク5で知られる1989年に起こった事件――セントラルパークをジョギング中の女性がレイプされ、瀕死の状態で発見され、容疑者として逮捕されたのが当時15歳から17歳の少年5人だった。少年たちはそれぞれ7年から13年の実刑判決をうけた。その後、実は女性から検出されたDNAが少年たちの誰とも合わなかったことや、真犯人が自供したこともあり、誤認逮捕だったことが証明された彼らはニューヨーク検察を訴えていた。

26日の木曜日、彼らの訴えが認められ賠償金が推定4000万ドル(約40億円)となることがニューヨーク・タイムスで報道された。4人の少年が7年服役、1人が13年服役したので、1年につき約100万ドルの計算になる。

連れ合いと、この金額が多いのか少ないのか、という話になった。もちろん彼らが無実の罪で服役した時間を金で買うことはできないし、対価として考えることは難しいから、そういう風には考えられないと私はこたえた。だけど、何かで補償するならば、やはりお金という事になるが、補償のもう一つは謝罪じゃないだろうか。

日本軍の性奴隷として使役された従軍慰安婦の補償金問題で、日本政府はこの間も戦争の補償は日韓条約で済んでおり、従軍慰安婦については民間のアジア女性基金から慰安婦一人に対し何百万円かの補償金を支払うということがあって、慰安婦の側からは、アジア女性基金が政府の団体ではないことから、反発の声がでていた。

アジア女性基金を立ち上げた人たちは、日本人として個々人の誠意を示そうとした発想からだったんだけど、「個人」と「政府」はやっぱりベツモノで、国家としての日本の責任はどこまでも政府がとらないといけない。なに、民間の誠意に甘えてるのかっておもうけど、政府はアジア女性基金の上にのっかって「もう補償もしてるから」ということにしている。

補償金の桁がちがうけど、セントラルパークの5人も、何億というお金が入るからいいじゃない、ということではなくて、十分に検証できずに自分たちを犯人に仕立て上げた検察の謝罪があってこそ、奪われた時間が償えるというものじゃないだろうか。

このニューヨークタイムズの記事の最後には、当時副検察官をつとめたLinda FairsteinがNBCにでてコメントしていた言葉を引用している。

‘There is absolutely no evidence of police or prosecutorial wrongdoing.’ ”
“So why this money?”
Ms. Fairstein added. “Perhaps the mayor can explain. I can’t.”

「警察や検察が間違っていたという証拠はまったくありません」
「じゃあ、なぜ補償金が?」
「市長が説明できるんじゃないですか? 私にはできません」

と、あくまでも認めたくないようす。 セントラル・パーク5のドキュメンタリー、もう一回みとこうか。

速報976号 シーモア・ハーシュ、インタビュー:シリア化学兵器事件の背後関係

◎ シリア情勢に大きな影を落とす米国の影響


国連難民高等弁務官事務所の発表(2013年現在)では、すでに100万人以上がシリアを離れ難民となったとされるように、混乱の続くシリアの情勢は昨年、化学兵器の使用で多数の一般市民の犠牲者が出るにいたり、米国をはじめ多くの国々を含めた国際関係を緊張させました。

ピュリッツアー賞を受賞した調査報道記者のシーモア・ハーシュは先月、新しい論説「レッドライン・アンド・ラットライン」を発表し、シリア情勢に大きな影響を与えている力を読み解きました。アメリカの独立系メディア「デモクラシー・ナウ!」のエイミー・グッドマンがシーモア・ハーシュを番組でインタビューし、化学兵器使用とトルコの関係、武器の調達ルートと米政府との関わりなど、シリア情勢に関する彼の新しい論説について尋ねています。

(前書き、翻訳 キム・クンミ/TUP)

「デモクラシー・ナウ!」 2014年4月7日放送

エイミー・グッドマン:
シリアが国連の監視下で化学兵器武器庫の廃棄作業を続けているなか、ピューリッツァー賞受賞のジャーナリスト、シーモア・ハーシュは新しい論説で、昨年シリアのグータ市で化学兵器攻撃により何百人ものシリア人が亡くなった事件に疑問を投げかけています。米国をはじめ、国際社会の多くの国々はアサド政権に忠実な軍を非難し、米国はもう少しでシリアを攻撃するところでした。しかしハーシュによると、オバマ大統領とジョン・ケリー国務長官がアメリカによるシリア攻撃を言い張る一方で、米軍と諜報コミュニティ内部のアナリストは化学兵器攻撃の黒幕は誰だったかについて、内々に米国政府の主張の根幹に関わる疑問を呈していました。

ハーシュによると、米国国防情報局(DIA)は6月19日にシリアの反政府グループ、アル=ヌスラがサリン生産部隊を維持していると述べた5ページにわたる極秘の「論点」ブリーフィングを発行しました。DIAは事件を「同時多発テロ事件以前のアル=カーイダの活動以来、最も先進的なサリン計画」と述べています。DIA文書を引用すると「トルコとサウジに本拠を置く化学ファシリテーターが、シリアでの大規模生産活動を見越して数10キロのまとまった量のサリンの前駆物質を手に入れようとした可能性が高い」。DIAブリーフィングが書かれる一カ月前に10人以上のアル=ヌスラのメンバーがトルコ南部で逮捕され、地元の警察がプレスに話したところによると、彼らは2キロのサリンを所持していたとのことです。

調査報道記者シーモア・ハーシュは今日、ワシントンD.C.から番組に参加します。彼の最新の記事の見出しは『レッドライン・アンド・ラットライン』。ロンドン・レビュー・オブ・ブックスに発表されたばかりです。

セイ (シーモア)・ハーシュ、デモクラシーナウにようこそ、またお会いできましたね。あなたが発見したことを教えてください。

シーモア・ハーシュ:
いまあなたが一部を説明してくれました。DIAのブリーフィング文書で一番重要なのは……。この番組にも出演しましたが、「ロンドン・レビュー」に数カ月前に『サリンは誰のものか』※1――まさにこれが記事のタイトルですが――、を問う記事を書いたのですが、それは、はっきりとはわからない。東グータで何が起こったのかを正確に知っているということではありません。はっきりとわかっていること、軍やペンタゴンやアナリストがわかっていること、という意味ですが、回収されたサリンはシリア政府の兵器庫に存在する種類のものではなかったということです。そのことは、大統領が戦争を起こそうと主張した根本的な要因の1つに深刻な問題を提起します。シェッド文書※2の本当のポイントは、そして何故わたしがこれについてたくさん書いたかといえば、記事を書いた数カ月前の時点で、ホワイトハウスはこの文書について知らないと言っていたし、アル=ヌスラや他の過激派グループ、またはジハード主義グループがサリンを保有しているという情報を持っていなかったと言っていたからです。。

※1 岩波書店の雑誌『世界』2014年5月号で、TUPの宮前ゆかりと荒井雅子による全訳を読むことができます。

※2 シェッドはブリーフィング文書を受け取った国防情報局(DIA)副長官

何が恐ろしいかといえば、軍の内部でも、私が知っているだけでも米国南方軍(SOUTHCOM)などが、この可能 性を懸念していました。ジハード主義グループの一部にとって戦況は不利になりつつあります。明らかに、アル=ヌスラだけでなく他のグループも、トルコの助けを借りて、サリンを製造する技術を持っています。そして恐ろしいのは戦況が悪化すると、このサリン――しかるべく使うと恐ろしいほどのたくさんの人をあっというまに死に至らしめることができるので、「戦略的兵器」と呼べるかもしれない――このサリンが、シリア国外の様々な部隊に送られることになる。言い替えれば、彼らが持っている化学物質が、どこだかわかりませんが、北アフリカ、中東や他の場所に送り出され、我々が直面している対テロ戦争が違った状況になってくるということです。それが現実です。

一方で、ホワイトハウスの立場はまたもや、今回の記事について、彼らが存在しないと主張する文書について、――私がその文書のかなりの部分を記事中に引用しているにも関わらず――私はその文書を読んだのは明らかなのですが――、それでも彼らは依然として「そんな文書は存在しない」と主張しています。この現実から目をそらすやり方は私が記事で書いたことと関係しています。大統領がいったん決定を下したら、変更すること、変更させることはほとんど不可能だと人々が言っていたことを記事に引用しました。シリアがやったと大統領がいえば、皆そう考えること、考え続けることが正当化されてしまい、他に選択肢はなくなる。大統領は現実から目をそらした外交政策を主張してきましたが、一方で、特にシリア政府が(化学兵器を)廃棄している現状で、我々はその化学兵器で深刻な問題を抱えることになる。シリア内部でこれらの兵器を持っているのはいかれた奴だけになる。そういうことになっているわけです。

グッドマン:
「ラット・ライン」とはなんですか?

ハーシュ:
「ラット・ライン」は非公式の呼び名なんです。CIAは…CIAには非常に有能が人が沢山いますよ。私はずいぶん叩いていますけれど、でも、みなさん認めざるを得ないと思いますが、そこには非常に明晰は人々がまだ残っているし、自分の仕事を理解してやっている。イランでの戦闘中、ブッシュとチェイニーはイラン国内に秘密裏の地下核施設があるかどうかを調べることにやっきになっていました。彼らは絶対的に信じていました。パキスタンなどから合同特殊作戦コマンドのおとり捜査チームを、CIAが知っていた密輸と送金ルートを通じて送った。CIAの「ラット・ライン」を使って入り込もうとしていた。

この場合の「ラット・ライン」は2012年初期のことですが、なぜだかわからないけど、たぶん、リビアでカッザーフィ(カダフィ)を追いだせたこと――それはそれで混乱が起こったですが――、勝利したと思っていたことに傲慢になっていて、米国はトルコを通じてシリアの反対勢力に武器を注ぎ込むために極秘作戦を展開しました。送り込んだ相手は世俗主義グループにも、アサド政権に対して正当な不満を持っていた人々にも、そしてシリアに本気でワッハーブ派やサラフィー主義の政府をつくろうと、シリアを乗っ取ろうとしサウジとカタールの資金援助をうけたグループにも。これはまったくの極秘作戦でした。長い時間がかかりました。ベンガジ(リビア)の領事館が制圧されて初めて終了しました。私が書いたように、米国議会にも内緒で行われていた。我々でさえもそれを知ったのは、最近の上院情報委員会からの、数カ月前に安全保障などを問題にして発表されたベンガジについて報告があったからです。共和党が常に話題にしている問題ですが、そこにはこの武器を注ぎ込む課程について説明した秘密の付属書がありました。それは実際にトルコから、サウジやカタールの資金を使って実行された。我々は彼らのカネを使って武器を購入し送り込んだ。CIAはこれに深く関わっていた。

実際には、オバマは彼なりに賢明だったとか見事だったとかいう事ができるでしょう。彼は米国がやりたかったこと、すなわち反対勢力にバシャール・アル=アサドを打倒させるためにサウジアラビアとカタールとトルコを手段として使った。そういうことでした。これは長期の作戦でした。ともあれ、これが終了した、我々がこれをシャットダウンしたのはベンガジが制圧された後でした。我々は突如として、あらゆる種類のとんでもない武器、肩でかつぐ対空ミサイルMANPADSなど、あらゆる武器を目にすることになったのです。シリア内部の様々なジハード主義グループが突然そうした武器を手にするようになった。だから、明らかに、こういった種類の作戦には起こりがちですが、米国が仕掛けた「ラット・ライン」は作戦終了後も独自に生きていたのです。

グッドマン:
シリアの交渉が今年初めにまとまった後、ジョン・ケリー国務長官はあらためて、バシャール・アル=アサドの辞任を支持し、米国は反政府勢力への支援を増強する用意があると述べました。

ジョン・ケリー国務長官:バシャール・アル=アサドほど、テロリストをシリアに引き寄せた者はいない。彼はこの地域の、テロリズムを引き寄せる最大の磁石だ。そして長い間、彼が選んだ武器によって、彼が実行したことによって、あらゆる正当性を失った。・・・私は、反対勢力への支持や反対勢力への支援増強を含め、多く別の道が模索されるだろうと申し上げたい。

グッドマン:ジョン・ケリー国務長官の言葉でした。セイ・ハーシュ、あなたの反応は?

ハーシュ:
まあ、この時点で、ホワイトハウスは統合参謀本部から――彼らはイギリスが自国の研究所で分析していたサリンを持ってきていたのを知っていました――米国はポートン・ダウンという場所で化学・生物兵器の問題についての研究室をイギリスと共有しています。それはイギリスの化学兵器施設です。そして、米国は生物化学兵器のことになると、国際的な問題を分析するということでそれを共有します。米国はイギリスの能力に非常に信頼を置いているのです。イギリスがサリンのサンプルを持ってきて、このサンプルからこれが重大な問題になることは明確だった。なぜなら(サンプルは)イギリスも、我々も、ロシアも知っていたシリアの武器庫のなかにあるものと適合しなかったからです。プロの軍隊はサリンを使いやすく、より長く使えるようにするための添加剤を持っています。アマチュアのものは、キッチン・サリンと呼ばれます。気の滅入る言い方ですが。少しの不活性な化学物から非常に簡単にサリンを作ることができますが、そうしたサリンはプロの軍事レベルのサリンに比べて、殺傷力はないし、特定の添加剤もありません。要するに、実際にサリンの中に何が含まれているかを検出することができるわけです。非常に早い段階で、昨年の8月21日のダマスカス近郊で数百人が殺された恐ろしい事件から6日、8日、10日目には、英国がサリンを持ってきた。そして、それは動かぬ証拠だったのです。

だから、中東をカバーする中央軍(USCENTCOM)の司令官を勤めた、ベテランの陸軍将校マーティン・デンプシーが率いる統合参謀本部は、大統領のもとへいって疑問を提起した。問題を知らせたのです。そして軍隊はこれに不満――と言っていいと思いますが――であるという事実も伝えた。軍人は任務が与えられれば遂行するものですが、一方で、文民の政治家よりリスクが見えることがよくあります。最初に、大統領は一連の爆撃を求めていたので軍は標的のリストをつくった。標的は滑走路やなんかが21か31ぐらいだったとおもいます。そして彼らはホワイトハウスに――誰だかはわからないが――バシャールにもっと苦痛を与えたいと言われた。なので、次にきたのはご存じの大規模爆撃です。B-52爆撃機の航空団2つを使って2000ポンドの爆弾を落とし、電力発電所などを攻撃する。民間のインフラへ多大な被害を与える攻撃になります。これは統合参謀本部にも大変なことだった。だから大統領に真剣に問題を提起したのです。

私が書いたように、それ以外にオバマ大統領が突然攻撃を止めた、あのような形で攻撃を止めさせるような問題が他にあるとは思えません。突然、シリアとの化学軍縮協定に立ち返って署名するという事を考えると……。協定はロシアが持ち出していたもので、前年から提起していたのに米国はその時は乗らなかった。ところが、今回大統領は明らかにそれに飛びついた。それにね、みなさん、大統領をほめてあげなくては。あれだけ精一杯話し、あれだけ攻撃を望んでいたのに、現実に直面したとき大統領は引き下がったのです。なぜだかは言わなかった。しかし。私たちは外交政策に関してはあまり多くを期待しないように学んできました。残念ながら、トップから率直な話が聞けないということは、官僚が率直に話さないということです。もしあなたが官僚のなかにいたら、ホワイトハウスが知りたがっていないことは伝えることはできないでしょう。

グッドマン: あの、

ハーシュ:それは、、 はい、続けてください。

グッドマン:セイ、トルコについて少し話したいのですが。

ハーシュ:どうぞ

グッドマン:
あなたは記事のなかでトルコのエルドアン首相と高官が、トルコによるシリアへの軍事介入を正当化するための偽旗作戦※3について話し合った様子をリークしたビデオについて触れていましたね。これはエルドアン首相がリーク映像に反応したものです。

※3 軍事行動の1つ。敵がやったとみせかける行動。
例えば攻撃の口実をつくるために、敵がやったとみせかけて自国の施設を破壊するなど。

レジェップ・タイイップ・エルドアン首相:今日、YouTubeにビデオがポストされました。シリアについて、スレイマン・シャー廟について、トルコ外務省の会議があった。それがYouTubeにリークされた。酷いことだ。不正行為だ。

グッドマン:トルコは映像がリークされたことでYouTubeの閲覧を一時的に禁止しました。セイ・ハーシュ、あなたはエルドアン政権の反政府勢力への支援、トルコの反政府勢力への支援がどのようなものであるか、また米国は今、どのような立場にいるかを説明できますか?

ハーシュ:
さて、我々の今の立場というと、できることはあまりないのです。私の知っていることを話させてください。知っていることは、アル=ヌスラグループがトルコで設備を購入しているということ。彼らは著名なフィダンという男に率いられたトルコ諜報機関から訓練を受けてきたという報告もあります。最近のウォール・ストリート・ジャーナルの素晴らしい報告は、トルコの指導者、エルドアン首相だけでなく過激な部隊とフィダンとの親交について報告しています。そしてエルドアンもそうした部隊と親密なのです。彼らは選択肢があるとしたらシリア内の原理主義色が強いグループをサポートするでしょう。そして訓練を供給していることも私たちは知っている。また、こう呼んでいいと思いますが、もう一つのラット・ラインがあることも知っています。その流れ、混合したらサリンができる化学薬品を送ろうとするその流入ルートはトルコ内部からきている。過激派グループにこうしたものを送り込んでいる責任は国家憲兵(Gendarmerie)として知られる民兵組織とトルコ国家情報機構(Milli ?stihbarat Te?kilat?, M?T)の双方にあります。実際にこうした物質を運ぶトラックの流れがあり、トルコが深く関係している。

この記事に書いたように、多くの諜報コミュニティの結論は、彼らはこれについて報告書を書いていないので、報告ということはできませんが、特に事件の後で私たちが傍受した通信に基づけば、トルコ政府内に東グータで起こった出来事を自分たちの手柄にした小集団がおり、これでオバマ大統領の有名な「レッドライン(超えてはいけない一線)」を超えさせるということが攻撃の最大のポイントだったということです。知っていると思うけれど、オバマは2012年夏に化学薬品を使用したり反対派への弾圧が厳しすぎるなどレッドラインを超えた場合、バシャールを止めるために爆撃すると言った。だからトルコはこの春、死に物狂いで繰り返し――この春、いくつかの攻撃があった証拠が多くあります。国連は、公言することはないけれど、それを知っていた。これについても記事に書きました。そして米諜報関係者もそれを知っていた。それが私が言及した秘密報告書、討議資料が書かれた理由です。過激派組織が使ったこと、ジハード主義グループが神経ガスにアクセスを持っていて、3月と4月にシリア兵士にこれを使用したことを知っていた。我々の政府によって常に相当の確信をもって反対勢力の責任にされてきたそういった事件は、単に反対勢力がやったというだけではなかったのです。そして報告書はそれを明らかにしている。ダマスカス近郊の8月の攻撃の前に大きな問題があった。数カ月まえにこの可能性を知っていた。なんらかの理由で政権が聞きたいと思うような情報ではなかったから、明るみにでることはなかった。そしてその、

グッドマン:その、

ハーシュ:はい。

グッドマン:
EAワールドビューは日曜日、ウェブサイトに「化学兵器の陰謀はない――ハーシュの反政府武装勢力に関する「独占記事」の再検証」(原題:There is No Chemical Weapons Conspiracy—— Dissecting Hersh’s ‘Exclusive’ on Insurgents Once More.)という見出しの記事を発表しました。著者のスコット・ルーカスは、軍事行動の範囲や規模を考えると反政府勢力が昨年8月の化学兵器攻撃に責任があるかもしれないという主張に疑問を呈しています。 彼の記事を引用すると「当日の報告は7から12カ所が同時に化学物質で攻撃されたとしている。つまり、攻撃に責任のあるものは誰であれ、反対勢力が支配するダマスカス近郊の東グータの町々と西グータの一つの町に対し、化学物質を弾頭に乗せた複数の地対地ロケットを発射した。[化学攻撃]に続いて…通常兵器による激しい攻撃が行われた」。著者のスコット・ルーカスはあなたが、政権を別にして誰がこのような大規模なオペレーションを実行する能力を持っているかという疑問に答えを出せていないと言っています。セイ?

ハーシュ:
(聞き取り不能)最初の記事――その話はもう済んでいます。そのことはもうわかっている。実際に、ニューヨーク・タイムズも撤回をしている。撤回のようなもの、ということですが。 まるで「プラウダ」を読んでいるようでした。しかし、注意深く読むとニューヨーク・タイムズは事件後に一連の記事で、被害を与えた問題の弾頭は9キロ=6マイルほど離れたシリアの陸軍基地からのものだと言っていた。それに対して、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームを率いる、元海軍作戦部長の科学顧問だったテッド・ポストルとか、明らかに事件の背景に詳しくて偏見のない、多くのアナリストがいました。彼はチームと一連の研究をし弾頭はおそらくせいぜいキロ2キロ、1.2マイルを超えないと結論づけました。それに今は国連の報告書もある。国連の報告書はアキ・セルストロムが団長として調査をし、彼の結論も同じだった。あのミサイルが発射されたのは1マイル以上離れたところからではなかった。

あれは、映像から見ても自家製だった。知られている武器のどの体系にも適合していなかった。それに我々がシリアの弾頭の非常にいい画像を持っていないと思わないでください。彼らは化学兵器を搭載できる一連の弾頭を持っているし、我々はそのすべての寸法を知っています。あのミサイルはそのどれにも合わない。それに国連の報告書もある。そういった独立した報告書が(ミサイルの発射地点は)1キロか2キロ以上は離れていなかったと言っている。それになぜ多連装ロケットの話をしているのかわからない。あれは自家製の武器ですよ。これは、この問題を詳しく見てきた者のほとんどにとって非常に明らかに思える――今言ったように最終報告書をだした国連のチームでさえです――、国連にはある決まりがあって、誰が何を発射したというようなことは言えません。彼らに言えることは、武器について記述化することだけで決して判断を下すことはできない。しかし、私が引用しているのは、調査団内部の関係者で、発射された武器は自家製であったし、シリア軍のものではなかったというを明確にしている人の話です。これがその議論に対する答えです。それはブログだと思うのですが、そのブログは知りません。

グッドマン:そして――

ハーシュ:しかしこれは―― はい?

グッドマン:
トルコの利益ですが、もしレッド・ラインに圧力をかけアサドの関与とされることになる攻撃をサポートしたのだとしたら、米国がシリアを攻撃することで彼らの得る利益はなんでしょう?

ハーシュ:
もう、それはすごい利益ですよ。トルコのエルドアン首相は膨大な努力、財力、その他を払って、彼の諜報機関も動員して、使い捨ての――彼とバシャールは対立してました。エルドアン首相はバシャールを追放したかった。そして絶えず攻撃していた。最も急進派をサポートして。また、これを言わなければなりませんが、世俗派も支援していた。バシャール政権を転覆したいと真剣に願ってはいても、ジハード主義政権を望んでいない人々です。彼らは一家族に支配されない政府を望んでいるだけでしょう。トルコが深く関与してることに疑問はありません。そして戦況は悪化しつつある。シリア軍が優勢になり、本質的に戦争が終わっていることは非常に明白です。バシャールを追い払うことは、もはや決着がついたことではなくなっています。トルコに近い地域がおそらく、様々な派閥のいくつかの前哨基地になるでしょう。様々なところからシリア軍の圧力がかかるでしょう。しかし、本質的に、これは我々の負けカードです。認めたくはありませんが、そうなのです。バシャールは持ちこたえました。そしてその意味は――

グッドマン:
ワシントンDCから、ピュリッツァー賞受賞者の調査報道記者シーモア・ハーシュでした。ありがとうございました。最新の論説、「ロンドン・レビュー・オブ・ブック」の『ザ・レッドライン・アンド・ラットライン』にリンクをつけています。デモクラシー・ナウ!democracynow.org 「戦争と平和レポート」でした。

原文 Sy Hersh Reveals Potential Turkish Role in Syria Chemical Strike That Almost Sparked U.S. Bombing

The Castle

Sam n i went out to see The Castle Play, which is four ex-convicts who all collaborated with David Rothenberg on the script and tell their true stories. Rothenberg, the show’s director, produced “Fortune and Men’s Eyes,” an OffBroadway play about a man’s experience in a youth detention center. He went on to establish the nonprofit Fortune Society, which seeks to improve prison conditions and help ex-convicts. The play was perform at the castle in the title, which is the society’s stately halfway house on the Upper West Side, for people newly out of the penal system. this play reminds me our ‘Winter soldier’s reading play about 4 years ago we did. very moving. you can listen about the Castle or other thing which Mr Rothenberg involved on every Saturday morning at WBAI, independent radio 99.5 fm

昨日は連れ合いと「ザ・キャッスル」という朗読劇をみにいってきた。罪を犯して刑務所に何度も出はいりをしてきた4人が、デヴィッド・ロッテンバーグがインタビューし、脚本に書き上げたそれぞれの経験を朗読劇と形で読み上げる。キャッスルというのはフォーチュン財団が運営している、服役後の社会復帰のための一時避難所のような場所。64室しか部屋数がないのだけど、申し込みが後をたたず、いまは100以上の待ちがあるそう。4人とも朗読はすばらしく彼らの通ってきた人生がとてもよく伝わるものだった。 「キャッスル」やロッテンバーグ氏のプロデュースする芝居などは、毎週土曜日の朝、WBAIという独立系ラジオで聴くことができる。

WBAI : Any Saturday
http://www.wbai.org/program.php?program=11

The Castle

http://www.thecastletheplay.org/tc/

 

Persimmon Pudding

むかし、ナビさんのお店で柿のデザートをだしてもらったことがある。材料の意外さと美味しさが強い印象を残すデザートやった。ナビさんはいま、琢磨の大将が亡くなった後、祇園琢磨で料理長に戻ったんだとか。京都に帰ったらぜひいってみたい。

柿をつかったデザートのレシピをみたので思い出した。まあ、ナビさんのデザートはぜんぜん違うものやけどね。

送信者 Idea recepe

柿のプティング

材料

熟した柿  2カップ
砂糖    2カップ
玉子    2個
バターミルク  1½ カップ
ベーキングソーダ  小さじ1
小麦粉   1½ カップ
ベーキングパウダー 小さじ1
シナモン(粉) 小さじ½
塩 一つまみ ¼ カップ
溶かしたバター 大さじ4

INSTRUCTIONS

1. オーブンを 350°(175度くらい). 柿と砂糖をよくまぜる。卵をとく。バターミルクとベーキングソーダを合わせ、柿に入れて混ぜる。

2. 小麦粉、ベーキングパウダー、シナモン、塩をよくふるい、少しずつ柿にまぜる。次に生クリームをいれ、よく混ぜる。

3. 9” X 13” の耐熱皿に溶かしたバターをぬる。残ったバターも入れる。

4. 約1時間。表面が茶色になって、真ん中あたりに爪楊枝をさして何もついてこなかったら出来上がり。お好みでホイップクリームを添えて。

 

5 pointz, possibility of charge to owner?

一夜にして白く塗りつぶされた5ポインツのその後。今日はいいニュースをひろえた。連邦裁判所が数人の作品に対して、所有者のウォルコフ親子に賠償金を命じる可能性がでてきた。

今日のNY Daily News によると、ビルの取り壊しの差止命令をだせなかった連邦裁判所のブロック判事が意見書をだして、作品を壊されたアーティストは民事裁判に訴えることができると示唆したのだ。

ビルの壁に描かれた作品は「Visual Artists Rights Acts(ビジュアル・アーティスト権利法)で守られている、と判事はいう。ほんなら、最初っから工事の差し止め命令だしとけよっていう話やけどね。

判事の意見書には、少なくとも24作品は訴えることができると、具体的に示してあるそうなので、何もなく泣き寝入りよりは少しはよかった。

Graffiti mecca 5Pointz whitewash could cost owners some green

5 Pointz

悲しい。

クイーンズのグラフィティアートのメッカ5ポインツは、持ち主のウォルコフ一家が、ここを取り壊して高層住宅を建てたいという計画を持ってて、ようやく市からも建築許可をもらってたんですわ。

この工場跡が、なんでグラフィティのメッカになったかとゆうたら。20年前のニューヨーク。まだジュリアーニが市長になる前の話。ウォルコフ父ちゃんは街中をスプレー缶もって描きまくる若いもんらに言いました。「ええか、おまえら。若いもんの気持ちはわしにもわかる。そやけどな、あっちにもこっちにも好き勝手してええもんやない。グラフィティ描きたいのやったらここつかえや」と気前よく使わせてくれてた。それから集まったスプレー缶アートは、いまやもう、1500以上のアーチストの、20年以上の作品が集まりにあつまったんですわ、これが。

あれから20年。時代も変わった。けど、いつの世も、若造はあかんということは悲しいかな変わらへんかった。ウォルコフ息子のデビッドは、「父ちゃん、昔と今はちゃうねんで。昔は何のカネにもならへんような土地やったかもしれんけど、いまやアストリアっちゅうたら、ブルックリンの次に発展する場所やっちゅうねん。あんなガキの遊びのようなん、なんぼようけ描いてあったとしても、さっさと取り壊して、高層住宅立ててバーッと儲けようや。ざっとみつもったら、4億ドルくらいにはなるで、父ちゃん、どや?」といったかどうかは知らないけど、とにかく計画は、どんどん前にすすんでいった。

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